介護予防型ディケアセンターで麻雀(横浜の事例) [早期痴呆予防としての麻雀/痴呆予防について]
こちら「南草津健康まーじゃん教室」のホームページでご紹介しました。
http://mahjong.dreamblog.jp/blog/33.html
横浜の「あらかしの丘」(リンク)という介護予防型ディケアセンターでは、毎日痴呆予防として、楽しく「麻雀」を取り入れていらっしゃいます。
登録人数は50名とのこと。
横浜の市会議員 若林智子さんのページ(リンク)で紹介されていました。
横浜市の職員さんが「介護予防には麻雀ですよ」とアドバイスされたそうです。
そのことに大変感謝されています。
ぜひ、このような取り組みをお考えの事業所様が滋賀にいらっしゃいましたら、協力させて頂きますので、ご連絡下さい。
皆様のお父様、お母様の笑顔作りにご協力させて下さい。
NHK ご近所の底力「認知症の不安解消」 [早期痴呆予防としての麻雀/痴呆予防について]
今日NHKのご近所の底力は「認知症の不安解消」がテーマでした。
20の解決策が提示されていて、とっても心強くまた地域でやるべきことがたくさんあるんだと思いました。
そしてその地域による意識の高さの違いと実行力の違いが少し怖い気もしました。
あなたのお住まいの地域ではいかがですか?
認知症のサインの見抜き方として、話されていたのは順天堂大学の新井教授でした。
昨年の10月20日の「不安よさらば 認知症・早期発見」というテーマの時にゲストとして出演されていたようでした。見逃していたのが残念です。
認知症のサインはいろいろな症状として現れます。
たとえば ・お金の勘定を人任せにする
・地図を読むのが苦手になり、迷子になる
などは「読み書き計算・図形の理解」をする頭頂葉の衰えがおこっている
・外出するのが面倒
・料理の品数が減った
などは「計画力・判断力・注意力」を司る前頭葉の衰えがおこっている
・物忘れが多くなる
のは「記憶」を司る海馬の衰えがおこっている
ということになるようです。
いかがですか?
この3つのうちの2つが同時に衰えると認知症の可能性が高いようです。新井教授は「年のせい」と放っておくのでなく、早めに専門医に診てもらうことを薦められています。
早期発見、早期治療で進行を遅らせることや回復させることができます。
この順天堂大学の新井教授とねんりんピック健康マージャン競技主管団体の主催する「認知症予防プロジェクト」としての「介護福祉における健康マージャンの活用研究」のサポーターとして今年から参加させて頂いております。
マージャンは認知症予防に良いと言われ、東京・千葉などでは地方自治体が積極的に脳の活性化といきがいづくりを目的とした「マージャン教室」を開催していらっしゃいます。http://www.mmjp.or.jp/gyoukaku/chiiki/20030423.htm
教室には定員を大幅に超える申し込みの方がいらっしゃるということです。
関西の方にもその波が早くやってくることを願っています。
プロジェクトでは6年ほどかけて認知症予防にマージャンが効果的だということを実証するために研究をしていきます。
その結果を待つことなく、症状が現れる前に、明るい老後のための自己投資として楽しく「健康マージャン」をやってみようとされる方を「南草津健康まーじゃん教室」ではお待ちしています。
「麻雀は前頭前野の訓練のためにあるようなゲーム」 [早期痴呆予防としての麻雀/痴呆予防について]
「ボケからの脱出」(本のご紹介2) [早期痴呆予防としての麻雀/痴呆予防について]
- 作者: 金子 満雄
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07
- メディア: 文庫
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前回ご紹介しましたが、今回は「脳リハビリ」について必要とされることを私のコメント込み⇒( )で転記します。ご参考になさって下さい。
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脳リハビリのイロハ
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1) 毎日の語りかけ、家庭の団欒
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お互い気さくに挨拶し、話し合う家庭にはボケは起こりにくいものである。
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2) 毎日の肉体運動
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散歩やラジオ体操、水泳などの肉体運動は意欲を高めるので、高齢者にも若い人にも大切である ⇒(散歩はなるべく早朝に家族と一緒に昔の話などしながらが良いようですね。)
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早足で1日に5000歩歩けば、高齢者の脳は衰えない。
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3) 趣味・生きがいを一緒に
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生きがいは若い頃から着々と努力して自分で作り上げるもの。
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⇒(お仕事や家事だけではいけないですね。生きがいになるような趣味も自己責任で探しましょう!4) 仲間と一緒に楽しく頭を使うこと
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単なる日常業務では大脳の後半部しか使わないので、工夫・応用・創作をするときに良く働く「前頭前野」を使うこと。趣味は途中でやめたくないほど楽しいものが最高。ゲームはとても良く使って工夫し、推理しなければならない楽しい遊びだ。トランプ、カルタ、囲碁・将棋、オセロゲーム、五目並べ、花札、麻雀。
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5) 何も楽しめるものがみつからないとき
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子どもの頃やったことのある遊びを思い出してみる。お手玉、あやとり、おはじき・・・。それも駄目なら、読経、写経を1~2週間続け、意欲が出てきたところで、書道、水彩画、野菜や花作りを勧める。
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6) 自分の人生の記録を書いてみる
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日記やメモ書き程度でも毎日書いてみる。
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⇒(・・・ってことは、このブログも良い訳ですね)
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7) 子どもたちが手伝えること
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子どもたちは毎週何回か電話をかけること。
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8) 老親の存在価値を再認識してもらう
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お年寄りのプライドを刺激してあげること。
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「おばあちゃん、こんな時はどうすればよいのかしら?」と聞くとか
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お元気なお年寄りに囲まれていたい!そんな街づくりをお手伝いしたい!だってそれが自分やこれからの人たちにとっての「大きな安心づくり」になるはずなんだから。
「ボケからの脱出」(本紹介) [早期痴呆予防としての麻雀/痴呆予防について]
「全痴呆の90%が「廃用型痴呆」と呼ばれ、若い頃から右脳の感性を活用することなく生きてきた人が、仕事が暇になったころ発症してくる。即ち、音楽・絵画・スポーツ・ゲーム・詩歌などに一切関心の無かった仕事一辺倒の生活をしていた人に起こる痴呆である。定年後数年で、「何もする気が起こらないし、どこにも行きたくない」という生き甲斐欠如症候群を呈してくるのが特徴だ。このタイプは、早期痴呆の段階で、脳リハビリに取り組めば食い止められる。